SI Object Browserのトライアル版をインストールしました。 会社によっても異なるのでしょうが、Oracleデータベース作成後の作業は通常何を使うのか気になります。
SQLPlusを使うのか?とも思ったけど、かなり手間になる気がするのは私だけでしょうか。 それに実感としてOracle使う人でもSQLPlus使えないマンは結構いそうです。
そこで、この記事では使っている人も多いであろうSI Object Browser(SIOB)について書きたいと思います。
SI Object Browserとは?
SI Object Browserは、Oracleをはじめとする主要データベース開発に必要な機能をオールインワンでサポートした「データベース開発ツール」です。 テーブルの閲覧、SQLの編集/実行や各種オブジェクト作成、ストアドプログラムのデバッグ、Excelによるテーブル定義書の出力などの操作をすべてGUI上で高パフォーマンスに実行することができ、 DBエンジニアの開発から運用までの生産性を大幅に向上することができます。 エクスポート機能などの各種DBA機能も搭載しています。
※データベース開発ツール SI Object Browserより引用
公式サイトにも書いてあるとおり、SIOBはデータベースの開発ツールとなります。 ちょっとしたSQLのテストからデータベース管理までこれ一つで行うことができます。 個人的にも普段の業務で使用していますが、とても使いやすいツールだと思います。 GUIで操作出来るのは大きく、やはり作業のし易さはそのまま生産能力の向上になります。
トライアル版を入れてみることにした
SIOBは有償のツールになりますが、1ヶ月試用可能なトライアル版が用意されています。
ちなみに1ライセンスだけ買う場合は60,000万円以上かかるようです。
うーん、学習目的に使うツールとしては気合がいる価格。
個人で買う場合は、とりあえずトライアル版を使い倒してから判断しましょう。
詳細は以下の公式ページから確認をお願いします。
ソフトウェアのダウンロード
トライアル版はDB毎や過去バージョンなど色々用意されています。 今回はSI Object Browser for OracleのVer.14.0.0.0を選びました。
必要事項の記入
ダウンロードするためには入力フォームに記入をする必要があります。 *が付いている必須項目に入力しました。
受付完了すると入力したメールアドレス宛てにダウンロードURLが付いたメールが届きます。
起動
インストール後、起動するとライセンス認証画面が表示されますが、スキップでOK。 初回起動時は環境設定をするため、管理者として実行する必要があります。 管理者実行しないと右のようなエラー表示で起動できません。
ログオン画面
おー、見慣れたログオン画面。 業務で使っているのは10でしたが、コメントや識別色等が増えて管理しやすくなってます。 接続先リストに登録するにチェックを入れれば、接続情報を保存して次回ログオン時の入力を省略することができます。
起動後の画面
ログオンが完了するとこのような画面が表示されます。 オブジェクト毎にツリーが表示されたり、GUI上でわかりやすく作業が出来る作りになっています。
SIOBの使い方
システムインテグレータ社が公式でブログ形式で様々な使い方を提供しています。 こんな書き方をすると元も子もないですが、下手に書くよりは公式が十分カバーしているのでそちらを読んだほうが良いと思いました。 今後作業として行った部分について、特筆する部分があればこのブログでも書くかも知れません。
SQL*Plusが使えない、またはそれだけでは作業効率が良くない(私もそうです)という方にはGUIで操作できるデータベース開発ツールは強い味方ですね。
ポコッと余裕資金が出来たらSIOBの製品版は買うかも知れませんが、一先ずは試用期間中ガッツリ使ってみます。 今後はフリーのツールやOracle SQL Developer等についても調べてみて、触れてみようかと思います。